修飾語を使うときの注意点

話しことば

とても大きなボールがあります。

この一文を聞いて(あるいは読んで)みなさんはどのくらいの大きさを想像しましたか?
両手に抱えきれないくらいの大きさ?
バランスボール?
ビーチボール?
でもバランスボールやビーチボールも大きさはまちまちですよね?
文学の場合は敢えて読み手が自由に想像できるように抽象的な表現を用いるように思います。
ですが、特にビジネスシーンにおいては「受け取り方の違い」は誤解の元になります。
そのため、誰が聞いても(読んでも)同じものを想像できる必要があります。
これが「端的に」「確実に」伝わるポイントです。
では、どうすればいいでしょうか?

そう、数字を使えば簡単ですよね。
抽象的な表現は避け、具体的に説明する工夫が必要です。
直径1メートルのボールがあります。
これなら誰もが「同じ大きさ」を認識できます。
ただ、直径1メートルのボールが大きいか小さいかの感覚は人それぞれです。
ここで重要なのは「大きいと感じるかどうか」ではありません。
事実の把握なのです。

ただし、事物なら具体的な数値で表現できますが、人物の表現は難しいですよね。
体格や服装は伝えやすいかもしれませんが、顔つきなどは難しいですね。
美人と言われても想像する人物やタイプはそれぞれ違います。
そんな時には誰に似ているか、という比喩表現が役に立ちます。
「俳優(女優)の〇〇さんの目をもう少し切れ長にした感じ」という風に。
*この場合、誰もが知っている人であることも必要になってきます。
ここで「イケメン」「美人」という必要はないのです。
ビジネスシーンでは価値観に関わる表現は避ける方が無難な時が多いです。

ちなみに私は自分で面食いだと思っていますが、友人は違うと言います。
そういうことです。←どういうことやねん

今日のまとめ:事物を表現する際には抽象的な表現・個人の価値観に関わる表現は避ける

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