饒舌でないといけないの?

話しことば

初対面の方に名刺を渡すと、大抵は
「司会者さんなんですか!じゃあ、お話し上手ですよね~」と言われます。
実はこれ、ものすごいプレッシャーです。

なぜなら私は話し上手ではないからです。
小さい頃からよく喋る子供ではありましたが
「よう喋るけど、何を言うてるかようわからん」と言われてきました。
よく喋ることと話し上手であることは別です。
いつしか人見知りがひどくなりました。
今も司会以外の場所、個人的に参加する会合は苦手です。
知らない人ばかりの場合、誰よりも早く会場を飛び出すこともしばしばです。

ではなぜ司会者が務まっているのか。
一つには「仕事だから」と頭を切り替えることがありますが。

司会者(特に式典司会者)はほとんど喋らないからです。
今も舞台に出ずっぱりのイベント司会は好きではないのでスタッフに任せます。

実は式典司会もイベント司会も、司会者の一番大事な仕事は喋りではありません。

時間管理・進行管理がすべてと言っても過言ではありません。
むしろ喋っていない間が大変なのです。
特に式典は限られた時間で進行を終わらせなければなりません。
さらに台本や進行表通りに進むことはほとんどありません。
特に出席者の方の中には時間管理が苦手な方もいらっしゃいます。
3分でとお伝えしても5分、10分話される方もいます。
選挙前には意図的に長く話す方もいます(笑)
そのため司会者がベラベラ喋ると、他の方が話す時間がなくなるのです。
逆に問題が起きて喋りで繋がなければならないときに沢山喋ればいいのです。
そんな時でも私はできるだけ「間」を持たせます。
理由は後日メルマガで書きますね。

では、うまい話し方とはどんな話し方でしょうか?

それは人それぞれですし、場面によっても違ってきますよね。
落語や漫才のような「話芸」の場合、
講演会の場合、
会議やプレゼンの場合、
プライベートの場合。

しかし、どんな場合でも必要なこと。

それは「聞き手が理解できる話し方」であること。
いくら饒舌でも理解できなければ意味がありません。
長い話で要点がわからないことほどイライラするものはありませんよね。
そして(個人的な意見ですが)饒舌な人ほど話がわかりにくい気がします。
特に話の長い人は嫌われやすい傾向があります。
これは4千件以上タロット鑑定で恋愛相談・人間関係相談を受けてきた結果です。
結構リアルな声です(笑)

話芸の場合は、ものすごい早いテンポでも、長い話でも、それを聴かせるテクニックが必要です。
でも話し手は大変な練習、鍛錬をされているのです。
仕事をしながら、そこまでできるでしょうか?
そして特に仕事の場で聞き手は「うまさ(上手さ・巧さ)」を求めているでしょうか?
聞き手は「わかりやすいこと・理解しやすいこと」を求めています。
みなさんもそうですよね?

だからこそ、短くまとめた方が失敗が少ない、と考えています。
ですが「短くまとめる」のもコツは必要です。
今後、そのコツと共に「ことば選び」について綴っていきます。

今日のまとめ:饒舌である必要はない。むしろ無駄に長い話は嫌われる。

 

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